2013/04/21

江戸川乱歩ですら、副業してたんですから。

 今、ハマっているラジオ番組がNHK第二の「カルチャーラジオ」なんですけどね。
 先日、大作家江戸川乱歩の番組をやってまして。

 江戸川乱歩と言えは゛「エドガー・アラン・ポー」いやいやまあそれはそうなんですけど、日本を代表する大作家様でいらっしゃいますよ。
 それがあーた、「副業してた」ってゆーから驚きじゃありませんか。

 まあ、他の本とかに書いてあったとかいうなら「都市伝説かもね」って疑うのですが、NHKかつ「本人の生声」で聴いたんだから間違いない(大橋巨泉的な、貫禄あるいいお声でございました)。
 「作家は不安定な商売だからね、みんな副業してたんだよー」的なセリフ(ちゃんとは覚えてませんが、そんなような話をしてました)をまさか乱歩の生声で聴けるとは。びっくりです。
 http://www.nhk.or.jp/r2bunka/ch01/
 
放送日再放送日内容予定
4/14/2江戸川乱歩第一回「文壇よもやま話」
(1959年7月31日放送)聞き手 池島信平
4/84/9江戸川乱歩第二回「文壇よもやま話」
(1959年7月31日放送)(2)
4/154/16江戸川乱歩第三回「文壇よもやま話」
(1959年7月31日放送)(3)
 ↑レイアウトの関係で切れちゃうけど、後日のために転載しときます。

 なんでも(私の不確かな記憶によりますと)、作家の副業で多いものは「アパート経営」だそうで、作家の多くがアパートを経営していた。大家さんだったのですね。確かになあ、土地建物さえあればできる、わりと確実な副業ですもんねえ。

 しかも「作家(大家)本人がいなくてもできる副業」でありますので、だからこそ乱歩は「ふらりと放浪の旅に出る」などということが後顧の憂いなくできたわけで。
 もしかして菊池寛は「文藝春秋社の経営」が副業だったのかしら(よく知らないけど)。 

 今、作家で「副業すること」を恥と思っている人がすごく多いけど、江戸川乱歩が副業していたんだから、そこらの木っ端作家(乱歩と比べて「木っ端」ではないと言い張れる作家は現在日本に10人いや3人くらいしか生きてないんじゃないかなあ)が副業するのはむしろ当然ですよね。

 作家という商売が「副業なし」でやっていけたのは、実は戦後の出版バブルのほんのわずかな時期だけで、今の状況は単にバブル前に戻っただけなのかも。
 私もいまはたまたま副業してないけど、お金がもっとなくなったらまたマックのバイトしよーっと。♪( ´▽`)

 
(追伸)そんなわけで、出版不況についてはあんまり心配してない私ですが、昨今のマクドナルドの業績不振については若干心配。みんな、マックについていろいろ言っているけれど、結局「なんだかんだ言ってもマックはなくならないよねー」と高をくくってそうでかえって怖い。 いいですか、「日の沈まない帝国」はないのですよ!

barbara_asuka at 11:51│コラム 
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